福島県 ”ドウダンツツジ” 渡辺良子さん

 

 

7/21(金)・22(土)に福島県郡山市湖南町に行ってまいりました。

湖南町のすぐ上には日本国内の中で4番目に広い湖“猪苗代湖”があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

その猪苗代湖の近くの山でドウダンツツジをきり、出荷されているのが渡辺良子さん。

※顔写真はNGよ~!と、シャイな良子さん😊

 

今回は良子さんと、お弟子さんのノリコさんと一緒に山に入りドウダンツツジを実際にきらせていただきました!

その様子をぜひ皆さんにもご覧いただきたいと思います!

 

飲み物食べ物をしこたま買いこんでいざ良子さんの山へ。

麦茶やスポーツドリンクなど500mlのペットボトルを一人3~5本分は持っていきました。

ほんとにこんなに飲むの…?と半信半疑でしたが、このあとの私は山をなめていたと実感します。

 

ガードレールをまたぎ、この茂みのなかへ入っていきます。

どこから入るの…?というかここは人が入れるの…?って思いますよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

入ってすぐは平たんだし、山道っぽくなっているところもありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな花を発見。 ギンリョウソウ(別名ユウレイダケ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

腐生植物なんだそう。

えー!なにこれ可愛い!と思ったのも束の間、

良子さん「これはゴキブリが菌を運んでできるんだよ~」と。ぞわ…

 

 

山の中に入って3分の1くらい進んだところに沢がありました。透明感抜群。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

冷たくて気持ちよくて、まさにオアシス⛲

切ったドウダンを常に持ち運ぶのは大変なので、沢につけて順番に運びます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だんだん険しくなってきました。

よじ登るという言葉がまさにぴったり。

全身使って太めの枝やつかまれるものを支えに登っていきます。道はもちろんありません。

 

そして突然現れるドウダンの群れ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真では伝わりにくいかもしれませんが、ある程度登っていくと、ドウダンが密集して生えているところに出会えました。もちろんすべて自生しているものです。

ただ、日差し・風・湿度によって状態が異なるので、葉が大きいものばかりだったり、日に当たりすぎて葉先が少し焼けてしまっていたり、欲しいドウダン(注文にあったドウダン)を探すのがなにより一番大変とのこと。

長さは、メジャーを伸ばして測ってから切るわけにもいかないので、目測で。

長年の経験のなせるわざですね…!

 

 

目当てのドウダンを見つけたら切る!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真を見ていただいてわかる通り、斜面になっています。

切る場所も平たんなところばかりではないですし、葉が地面や周りの木にすれて傷つかないように注意しなければなりません。

 

何本かその場でまとめて切ってから平たんな場所まで運んで束にしていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

足元をそろえて下から上まで3箇所ほど結わえていきます。

長くボリュームがあるものは写真のように麻布を使って葉が傷つかないようにカバーします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結わえたら沢でくんでいた水を足元にジャバジャバとかけていきます。

2Lペットボトルを10本ほどリュックに1人2~3本つめて登っていました。

ハードなトレーニング以上にハードです…🔥💦

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

近くに沢がある場合はじゃぼんとそのままつけておいておきます。

綺麗な新鮮な水を吸っておくれ~!

 

そして、ある程度束がたまってきたら、車に積み込むために運んでいきます。

肩に担いで運んでいましたが、斜面を下りながら運ぶ時は、葉が地面にこすれて傷つかないよう後ろを気にしなければなりません。

初心者の私はただでさえ、滑ってこけたり怪我をしたりしないようにと必死で、後ろの葉を意識して運ぶのはとても難しかったです。

 

5人がかりで切って結わえて運んで…を繰り返していき、今回の成果がこちら。

山に入って5時間、約120本のドウダンを作業場まで持ち帰りました。

青々とした美しいドウダン…!!今回は、

  • 湿気があって岩に苔の生えている
  • ほどよく風が吹く
  • 陽の光がやわらかく差し込む

このような場所に良いドウダンがありました。

 

出荷までの道のりがこんなにも大仕事だということ

身の危険が伴うこと(熊もでることがあるそう。)

たくさんの苦労や積み重ねてきた技術を目の当たりにし、私もその片鱗に触れさせていただきました。

かなりの危険が伴いますが、良子さんは「山に入るはやっぱり楽しい!」ノリコさんも「今日、楽しかったね!」と、誰より何よりこの日々を楽しんでいらっしゃることが素敵だな、素晴らしいなと感じました。人それぞれ仕事に対するモチベーションは異なると思いますが、何事も楽しんで取り組んでいる人は輝いてみえます…!良子さんはもちろん、産地さんたちの様々な努力・苦労の結晶である花々を今まで以上に丁寧に扱い、多くの方に届けていきたいと改めて思いました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

板橋店 コウモト

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山梨県 TSメリクロン株式会社様 スターチス(シニュアータ/チェリーブロッサム)

山梨県 TSメリクロン株式会社 様

出荷時期:種苗会社様のため基本的に出荷なし

訪問日時:2023年7月5日

生産品目:スターチス(シニュアータ/チェリーブロッサム)

 

このたび、スターチスを育種開発されているTSメリクロン株式会社様のオープンデー(※)に伺ってきましたので、ご紹介させていただきます。

※ 普段は見られないハウスのようすなどを、期間限定で公開してくださっている日の通称

 

山梨県北杜市(ほくとし)は、山梨県の最北端に位置する、八ヶ岳と南アルプスに囲まれた立地のまちです。

この季節に東京からこちらに伺うと、青々とした緑をたたえた山々をバックに澄んだ空気に出迎えてもらえる、大自然のなかのハウスでした。まず車を降りた瞬間、空気おいしい~!!となること間違いなしです。

 

そんな素敵な環境で、1999年から主にスターチスの育種と苗の販売を行っている会社が、TSメリクロン株式会社さん。

伺った際には、オープンデーということもあり、社長の進藤さんをはじめとして、ホスピタリティに溢れたスタッフさんが皆さん親切丁寧にハウスを案内して下さいました(^▽^)/

当日は、私たちのような仲卸の会社以外にも

花市場の担当者さん、生産者さん、フローリストさんなど、様々な方がご来場されており、現場のようすはなんと、ライブ配信中!

新しい品種のお披露目機会ということもあり、皆様の関心の高さもうかがえました…!

圃場には、ハウスがそのまま生き生きとした品種展示場になっているかのように色分けされてスターチスが植えられていて、それぞれがお花のシーズン真っ盛り!とっても綺麗に咲き誇っていました。

 

 

 

 

 

 

試験圃場ということもあり、まだ世に出回っていない、名前のついていない新しい品種も展示されていました。新しく試験的に作られた品種が拝見できるのも、種苗会社さんのオープンデーの大きな魅力ですね。

今回は、ニュアンス系の淡いピンク色など、今風な色が何色も新色登場して、とっても可愛かったです♡

 

 

 

 

 

 

こんなくすみ色や、微妙な色味の素敵なスターチスがたくさんあるなんて、不勉強ながら私も数年前まではまったく知らず……スターチスといえば、仏花用の花材で、鮮やかな濃い紫とピンク色くらいのイメージしかありませんでした。

そんなイメージを一新するように、毎年魅力的な新しい品種開発に取り組み続けているTSメリクロンさんの努力がハウスの中いっぱいに溢れているようで、色鮮やかで素敵なスターチス畑を生で見られてとっても感動しました!

また、そんな挑戦を続けているTSメリクロンさんの社長、進藤さんから是非これは!とおすすめしていただいた2品種を、最後にご紹介させてください。

こちらは、八重咲きのスターチス『ロマネスク』シリーズ。

名前のとおり、小さいバラのような1輪1輪がとっても華やか。八重咲きならではのボリュームが素晴らしいです…!

長さは長くはならないということでしたが、繊細なお花らしい魅力が詰まった品種だと思います。

こちらは逆に(?)スッと長い花形が個性的で、お花がまとまって咲いているスターチスのイメージが一新するような『ピンクリラ』という品種だそうです。

こんな花形だと、新しい使い方・飾り方ができそうで、スターチスの新しい可能性をまだまだ感じさせていただけた新品種でした。

 

それぞれの品種もきっと好みもありますが、どれもそれぞれに個性的な色・咲き姿を持っていて、一同に介して見られるとっても貴重な時間を過ごせて楽しかったです!

ドライフラワーなどでも手軽に楽しめる、「お花初心者」の方にも一押ししたいお花だけに、機会がありましたら、オープンデーにも皆さん足を運んでみていただきたい!と強く感じた素敵な種苗会社さんでした。

TSメリクロン株式会社さま、このたびはありがとうございました!

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千葉県 青木園芸様 金井園芸様

 

千葉県 青木園芸様

生産品目:あじさい、ミント、スカビオサ

 

今回は、千葉県にある青木園芸様金井園芸様に行ってきたので

その様子をご紹介させてください!

 

最初に伺ったのは青木園芸様です🚗

 

ハウスに入ってまず目に入るのが圧巻のアジサイたち!!!

画像でも十分すごいのですが、実際に見るともっとすごいです!

大きなハウスにずらりとたくさんのアジサイたちが!奥までびっしりと!

そして次に驚いたのがアジサイの大きさです

一つ一つが大きくてとても立派

そしてハウスもとっても立派で設備が充実していました。

 

夜間はスマホからも遠隔操作で室温や湿度を調整できるみたいです。

最新的~~💡

 

さらに天気の情報はデータ上に残しているそう!

今までは長年の勘で温度調整をしていたそうなのですが

勘は受け継いでいくのが難しいため現在はデータに残しているそうです⛅

そしてアジサイを担当している方たちが話し合って

何度に設定するのか決めているそうです。

 

あじさいは水が下がりやすいのが大変ですよね☔

青木園芸さんではしっかりと水が揚がった状態で出荷を行っていて、

切ったすぐ後に水につけて花のサイズで選別しているそうです。

 

青木さんから教えていただいたのですが、

あじさいは深水につけて浸透圧をかけて水揚げするのが良く

葉っぱは蒸散を行ているためポンプの役割を果たしてくれているそう!

 

とってもかわいい品種たちを紹介させてください

◎ベレナ

満開から半月~1か月で色変わりをしていく品種です!

色味がだんだん変わっていくのがアジサイの楽しみの一つですよね

二枚目は変化の途中です変化の途中も可愛い!

 

◎ごきげんよう

山アジサイの血が強めなのがごきげんよう

名前もすごい素敵ですよね

ごきげんよう何度も言いたくなってしまいます

ガクが重なっているのがオリガミみたいで愛おしいです

 

◎レボリューション

くるくるしたガクがとても可愛らしいレボリューション

鉢物でもありますよね🍅頭が大きくなり過ぎなく

このサイズ感がちょうど良いのだそうです

 

青木園芸さんのハイドランジアは品種ではなく、色目で注文するのが

確実だそうです!

皆さまぜひ色目で注文してみてください🐾

 

おいしいコーヒーとおかし、花束までお土産でいただいてしまいました。

本当にありがとうございます!!

 

 

千葉県 金井園芸さん

生産品目:ダリア、スカビオサ、ヒマワリ

 

次に伺ったのが金井園芸様です🚗

 

金井園芸さんはキラキラレースを生み出した方です!!

レースフラワーが落ちやすいためへアスプレーで固めてみたところ

意外といける!となり、

その時期がちょうどクリスマスシーズンで町がどこも

キラキラしていたからキラキラレースを作ってみたそうです!

キラキラが可愛いですよね🍒

 

金井園芸さんを代表する品種としてあげられるのがダリア!

こだわりとしてとにかく小売店さんが使いやすいように作っているそうです

花もあまり大きくしすぎずに、

茎もほかの生産者さんのダリアと比べると細めですが、その分扱いやすく

しっかりとしていました!

 

花自体の水を吸い上げる力を強くするために、

適度な水管理を行っていました。

 

水管理のこだわりとして、1回に2トン分あげるのではなく

1トンを2回分あげることで新鮮なお水を

ダリアたちが飲めるようにしていました🥛

さらに、下の土を平場にするのではなく、

ダリアたちが植えられている真ん中を少し高くすることで

古いお水がたまらないようにしていました!

 

金井園芸さんで作っていた品種を紹介させてください。

 

◎ピーチマカロン

可愛い!!!この絶妙な色味が可愛すぎます!

オレンジのようなピンクのような色味がたまりません

外側にかけてのグラデーションも綺麗ですよね~!

 

◎ルル

クリーム色のようなこちらも絶妙な色味が可愛すぎるダリアです。

ダリアは発色が鮮やかな品種が多いですが、この絶妙な色味

たまりません。そしてサイズ感も可愛らしい!!

 

◎スカビオサ:フレンチバニラボンボンスクープ

可愛い~~!!!スカビオサのふわふわふりふりの花弁と

このクリーム色が相性抜群です。可愛すぎます。

 

もう、ダリアとスカビオサは出荷しないからと、

ダリア狩りとスカビオサ狩りまで体験させていただきました。

初めてだったのですがとても楽しかったです🐨

さらにお菓子や、ヒマワリなどのお土産までいただいてしまいました。

本当にありがとうございました!

 

青木園芸様、金井園芸様、貴重な体験をさせていただきました。

この度はありがとうございました!

板橋店 川村

 

 

 

 

 

 

 

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栃木県 栃木大田会バラ生産者様 バラ

栃木県 うつのみや農協バラ専門部・栃木大田会 様

出荷時期:通年

訪問日時:2023年2月4日・5日

生産品目:バラ

今回は、バラの圃場見学に栃木県まで行ってきましたので、そちら「栃木大田会(※1)」の皆さんのバラのようすをご紹介します!

※1 栃木県内で大田市場に出荷のある生産者さんのグループです。

 

お花に詳しくない方でも「バラ」という名前くらいはご存じかも知れませんが、実は栃木県、とっても素敵なバラを作られている生産者さんがたくさんいらっしゃる県なんです。

栃木県は、2020年までの生産量データの平均値では、生産量が全国8位!(※2)ということですが、この順位以上に、品質がいいバラを作られる方が揃っていらっしゃる名産地、という印象です。

※2政府統計の総合窓口(e-Stat)より

 

今回圃場の見学でお伺いしたハウスは、斉藤裕充さん、斉藤武さん、福田佳幸さん、谷田部一夫さん、鈴木敏夫さんでした。(順不同、お伺いした順です)

お忙しい中お邪魔させていただいて、皆さん本当にありがとうございました!

 

最初に伺った斉藤裕充さんのハウスでは、特徴的なのがこの補光の機能を持つLEDライト!

どピンク!!効果よりも初見でのインパクトがすごい!!!

なんだか農地には不釣り合いな感もあるネオンライトみのあるこのピンクライトですが、ビニールの影や立地などの影響で、ハウスの中でも若干他のエリアよりも光量が少ない部分の光を補ってくれる効果があるそうです。

昨年から取り付けたところでもすぐに効果が出ていて、やっぱり生育のスピードや品質が違うと話されていました。

またライトの他にも、ハウス内にはめちゃくちゃ立派なファンが10台設置されており、夏場の温度対策もバッチリ。

今の時期はまだ稼働されていなかったので、5月以降のファンの稼働時期にまた是非厚かましくお邪魔させていただきたいですね……

 

 

 

 

さて、福田さんのハウスでは、ちょうど2日前に植えられた赤ちゃん苗たちが一角に並んでいて、繁るバラの樹木たちの中でなんとも可愛らしいようすでした。

もう2、3日すると、この植えたところから段々下のマットまで根っこが伸びて成長してきて、ガチッと下のマットとくっついていくそうです。

 

 

 

 

こんな土のない環境でお水はどうやってあげているかというと、ここの脇のホースから水が出るようになっているとのこと。

教えていただくと、素人の私は、なるほどなぁ~!と驚く設備が盛りだくさんです。

1回植えると、8年くらいその株を使い続けられる品種もあったり、3年、4年くらいで植え替えをしないと段々お花の成長が鈍くなって、なかなかお花が採れなくなってしまう品種もあったりと、バラの品種によっても色々な品質を持っています。

作る上で、やっぱり、長所・短所があったり、個性があったり……

それでもお顔の可愛いバラを育てる!丈夫なバラを育てる!という熱い気持ちと、育てるバラを丁寧に丁寧に扱って守る技術と備が、それぞれのハウスのようすから伝わってきました!

 

さてさて、ハウスの様子だけで興奮冷めやらぬ私ですが、肝心なバラの画像を見せてくれよという皆さんの声にお答えして(?)、今回伺った生産者さんで作付けされているバラを、4種類だけご紹介させていただきますね♡

🌹アマダ

大輪の赤黒品種といえば代表的な品種です。

ただこれからの時期、赤いバラは特に「紫外線」に弱いらしくって、いわゆる人間みたいに日焼けしやすいタイプがいるようなんですよね。

なので、生産者さんたちも赤バラのハウスの上には特に気を使って、UVカットのビニールを貼ったりしているんだそう。

こういった細やかな気配りが、バラの美人度を上げてくれているんですね♡

(斉藤武さん)

 

🌹ホワイトマスターピアジェ

こちらは香りの良さで有名な「イヴピアッチェ」の枝変わり。

香りはイヴピアッチェそのままのとってもいい香り。少しクリーム色がかった白がとても上品です。

なかなか白いバラを手に取る機会もそんなにないかもしれませんが、香りも含めて是非楽しんでいただきたい品種です♡

(斉藤裕充さん)

 

🌹クリスタルドレス

淡~いピンクベージュが唯一無二で可愛いですよね。いや、可愛いのですが…!作られている福田さん曰く、「うどんこ病」というバラの病気にめっぽうかかりやすい品種らしく、「うどんこ病」の出てしまった白い斑点の葉っぱを見るとイライラする~!!っとおっしゃっていました。

可愛い品種だからこそ病気に弱いというのはもどかしい部分ですが、そういったウィークポイントを含めて、じゃあどの品種を作る!?と選定するのも、生産者さんにとっては本当に難しい作業だなあと感じました。

そうやって悩みながら「これを作るぞ!」と決められた品種が市場に流通しているわけですから、それだけでも、もともと特別なオンリーワン―――どのバラも、生産者さんの想いの乗った1本1本なんですよね。

(福田佳幸さん)

 

🌹スウィートフロウ

個人的なイチオシ可愛い品種。この変わったヒラヒラな咲き方は、一体全体どういう仕組みで生まれるんでしょうね…♡

店頭で買っていっていただいたお客様からは「お花のもちが良くて好きです!」と言ってもらえることもあり、買われた先のお客さんのご自宅でもきっと長く愛でてもらえる素敵な品種なんだと思います。

(石川遼太郎さん)

 

今回お伺いした栃木大田会さんでは、お父様の代からバラを作られていて、今は息子さんも就農されて2代目で頑張っています!という生産者さんも何人もいらっしゃって、その方たちがお父さんを超えるべく品質の良さを探求してバラ作りをされている様子もたくさん見せていただきました。

やっぱり高齢化も生産者さんの中で避けては通れない問題ですが、こうやって世代交代して綺麗なバラを作り続けてくれる方がいらっしゃるのは、本当に頼もしい限りですね!

是非店頭でも「栃木産のバラ」を見かけた際は、生産者さんのハウスまで思い出して楽しんでいただけると嬉しいです。

板橋店 かりや

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富山県 高岡市農協 チューリップと球根花

富山県 高岡市農協様

出荷時期:12月~3月

訪問日時:2023年1月13日

生産品目:チューリップ(切り花・球根付き)、ムスカリ、フリチラリア、クロッカス、アイリス、プスキニア、水仙、オオニソガラムなど

 

遅ればせながら明けましておめでとうございます♡

年が明けて最初の産地訪問ブログは、富山県は高岡市農協様より、これから出荷も最盛期!チューリップたちのようすをお届けします。

 

まず最初に伺った生産者さんのハウスの中では、今、ご自宅でも球根付きのお花が楽しめる「水耕栽培」で大人気の「球根付き球根花」たちがたくさん!

出荷を今か今かと待って、スクスク育っておりました。

切り花で楽しめるサイズよりももっとミニサイズが可愛いらしいチューリップを始めとして、

ムスカリ、クロッカス、フリチラリア、水仙、オオニソガラム、アイリスなどなど、幅広い球根付きのお花たちがハウスの中 所せましと並んでいます。

 

ぐんぐん伸びてきて出荷サイズになったお花たちは、1球1球農家さんの手で丁寧に土から掘りおこし、採花されていきます。

抜かれたあとの穴がぽこぽこと空いたようすのトレイもなんだか可愛らしい。

その後は綺麗に洗って出荷のための準備万端!ここから綺麗にパッキングされ、市場に向かって発送されていきます。

作られている小栗さんは、もともとはお米の農家さんだった方で、お花を作り始めたのは3年前からなんだそうです。

30代のお若い生産者さんで、とてもお元気……かと思いきや、近年の球根付きのお花ブームで、春~秋にかけてはお米。そして秋~春にかけては球根が最盛期ということで、通年お休みなく働かれてとってもお忙しそう!

そんな中、お邪魔させていただき本当にありがとうございました⸜( ´ ꒳ ` )⸝♡︎

 

 

さて、次にお伺いしたのは今度は切り花のチューリップを出荷されている生産者・清都さん

なんと仲良くごきょうだい、そしてご一家で、たくさ~ん!のチューリップを出荷して下さっているご家族です。

笑顔の素敵な姉弟お二人と、元気なお母さまにご案内していただきました。

ハウスに向かうと、チューリップの生産では比較的オーソドックスな「ボックス栽培」という手法で、綺麗にチューリップの苗たちが並んだ圃場がお出迎えしてくれました。とっても長~~いハウスが圧巻です!

この一面のチューリップたちが育つハウスが何棟も並んでいるので、沢山チューリップが咲いてくるんだろうなぁ!なんて想像していましたが、なんと生産者さんたちは1シーズンで何回転もこの苗たちを出荷してはまた新しい球根たちをハウスに入れて…と繰り返すそうで、

じゃじゃん!外には、ハウスに入っていない「これから育つぞ~!」という、ちょこんと芽の出たチューリップのベビーたちがドン!ドン!どどーん!!と…山のように…というか、山になって控えていらっしゃいました。

……早く大きくなれよ……東京で待ってるぜ……

さてさて、チューリップハウスの中にようすを戻すと、こちらでは先ほど外で山積みになっていたボックスが列で綺麗に並べられ、芽が出て伸び、お花のつぼみがついてくるまで、順々と育ってきているようすが見て取れます。

やがて採花時期を迎えたつぼみたちは、やはり球根ごとポコン!と土から抜かれてまとめられ、トラックの荷台に積まれて選花場へと運ばれていきました。

選花場では、さきほど球根付きで掘り起こされたチューリップたちが、ベルトコンベアのような機械に通され、球根の部分を分離し、10本まとめて結束される様子を実演してくださいました。さすが機械だけあって、とっても効率的!

品種によっては、長さが足りなかったり、色の出が規格外だったりするものも一定数出てしまうとのことでしたが、そういったものだけを束ねて飾ってあるようすもまたそれはそれで賑やかで可愛らしかったです。

そして満を持していざ、出荷!となったチューリップたちは、こちらの冷蔵庫に綺麗にパックされて並んで出荷を待っています。

整然と並んで綺麗にスリーブに通ったピン!とした姿に、市場で再会できるのが待ち遠しくなっちゃいますね♡

ここからはるばる東京へとやってきて、そしてお花屋さんから消費者の皆さんのお宅へ……そんなチューリップたちのふるさとのようすが、今回少しでも皆さんにお伝えできていたら嬉しいですᐠ(  ᐢ ᵕ ᐢ )ᐟ

 

今回伺った富山県高岡市農協さんでは、営農指導員をされている高井さんにご案内いただいたのですが、高井さんも、チューリップに対して熱いパッションを持ったとっても素敵な方でした。

農協の指導員さんといえば、生産者さんと一緒に品種を検討されたり、お花の出荷のタイミングや品質をチェックしたりと、生産者さんと二人三脚で産地を支えてくださっているイメージがありましたが、

高井さんからお話しを伺っていても、生産者の皆さんと寄り添ってみんなで一緒に頑張るぞ!という気持ちを感じて、とても心が温まりました。

これからも、富山の球根界を是非!盛り上げていって欲しい…そして、その一端に私たちFLORE21とスタッフも居られたらいいなあと思いながら、季節外れの15℃というポカポカ陽気だった富山を後にしました。

高岡市農協様、お邪魔させていただいた生産者の皆様、このたびはありがとうございました!

板橋店 かりや

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高知県 石田蘭園

高知県宿毛市 石田蘭園

出荷時期:10月頃~

訪問日時:2022年11月24日

生産品目:シンビジューム(切り花、鉢物)

 

今回は念願の石田蘭園さんにお伺いしました(;_;♡

恥ずかしながら、入社前にはランの存在すら知りませんでした。
仕入れをさせて頂くようになって2年が経ち少しずつランの細かな品目、品種が分かるようになりました。

そんな中で私の心を鷲掴みにしたのは石田蘭園さんのシンビジュームでした!
他の産地さんに比べて小さめの可愛らしいサイズ、そして多くの心惹かれるオリジナル品種。
私の中のイメージを変えるシンビジュームでした( ◠‿◠ )

今回はお父様の代から続く石田蘭園の二代目である、石田隆博さんに熱い想いやこだわりを聞かせていただきました~!

*主役ではなく脇役のシンビジュームを作りたい
シンビジュームと言えば豪華でパッと目を惹く主役の花というイメージがあると思います。
ですが、隆博さんは敢えて主役ではなく脇役としてブーケに2~3本入るようなシンビジュームを作りたいとおっしゃっていました。
そのためにも石田蘭園さんは様々なオリジナル品種を育種、生産されています。
年間100交配ほど行い、約3000実生します。その中から厳選されて世に出る品種は3~4品種です。
そして8~10年という長い年月を経て私たちの手元に届きます!
現在出荷のある品種を少しだけご紹介します~!

若草物語↓

初恋(桃っぽい香りがします)↓

るふぉーる↓

*交配のあれこれ
石田蘭園さんはコンパクトで可愛らしい「テーブルシンビ」やわびさびを感じられる「和蘭」などを生産されています。
テーブルシンビの特徴であるコンパクトなサイズにする為に”きんりょうへん(みつばちらん)”という原種を掛け合わせているそうです!
きんりょうへんとは中国原産の小型シンビジュームです。
また、和蘭シリーズもみやま系や深山系といった様々な原種と交配しています。

それでは、今回ハウスで見てきたまだ名前もついていない可愛すぎる子たちをいくつかお見せしますね(>_<)


みんなそれぞれ個性があって可愛いですね>^_^<
石田さん親子自身が作りたい!という探究心をもって新品種の開発に取り組まれているのがとても印象的でした!
隆博さんは、直接小売りのお客さんや先生とお話して今後どのようなシンビジュームを求めていているのかを聞いて育種、生産の指標にされているそうです。

今回お話を聞いてより石田蘭園さんのシンビジュームが好きになりました💖
特に交配のお話はなかなか聞くことが出来ないので興味深かったです。
今回、石田蘭園さん以外にも高知県洋蘭生産組合の方々のハウスを見させていただいてお話を伺いました。
生産者さんと直接話すことができ、色々勉強になりました!
高知県洋蘭生産組合の方々ありがとうございました<(_ _)>

高知県では素敵なシンビジュームをたくさん生産されているので皆さんも是非お手にとってみてください~
また何か気になることがありましたらお気軽にお問い合わせください!

そしてなんと2月に板橋店で石田蘭園様のフェアを開催することになりました!
定番品種から、なかなか出荷の無いレア品種まで約20品種が店頭に並ぶ予定です。
この機会に石田さんの想いのこもったシンビジウムたちを是非手に取ってみてください(*’▽’)

板橋店 小泉

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静岡県東伊豆町『稲取カーネーション』

■訪問日時:2022年10月14日

■都道府県:静岡県

■地域:稲取(東伊豆町)

■生産者名:

 田村丞さま(伊豆たむら花園/伊豆花人)

 八代英樹さま(伊豆花人)

 山田和司さま(Flower Farmつかさ/伊豆花人)

■生産品目:カーネーション

 

■品質最高!稲取カーネーションって?

 「10月からは徐々に質の良い国産のカーネーションが増えてくるから、よく見ておいたほうが良いよ。今市場にあるカーネーションは輸入品が多いけど、国産品はより繊細で綺麗だから。特に稲取カーネーションはしっかりしていて、供給も比較的安定していて最高。」

入社直後、上司から聞いた話です。今まで産地を意識して花を見たことがなかったため、いったいどんなカーネーションなんだろう、早く見てみたいなぁと思っていたところ、産地訪問の機会に恵まれ、先週東伊豆町・稲取へ行ってきました。

相模湾と駿河湾に面した伊豆半島の東海岸のほぼ中心、天城山(伊豆半島中央部の東西に広がる山)と相模灘(伊豆半島と房総半島との間の海域)に挟まれた、自然豊かな場所に稲取はあります。また伊豆半島でのカーネーション栽培は戦前から続いており、現在は稲取での生産が最も活発に行われているようです。

 

■高品質が保たれている理由は?

 今回お話を伺った3名の生産者さまは、伊豆花人(いずはなびと)というグループを結成し、定期的に集まり協力しながらカーネーション生産に取り組まれているそうです。(計8名のメンバーで活動中とのこと。)半島全体が山のため、それぞれ標高も地形も異なる土地に圃場をお持ちで、栽培状況や課題も三者三様。説明を受けている最中も、「私のところは〜だった。〇〇さんのところは?」といった具合に、活発に情報交換をされていました。

また、より良い状態で花を届けられるようにと、生産段階(市場出荷前の段階)での管理にも非常に気を使われていました。具体的には、

・水揚げに問題がないか?

・虫やカビに侵される心配がないか?

・水槽が綺麗な状態になっているか?

などを、一定の基準を設けてテストしているそうです。*¹

「いくら圃場で良いカーネーションを作っても、管理不備でその質を落としてしまったら全く意味がないからね。」と、Flower Farmつかさの山田和司さん。

これはもう、高品質と言われるのも納得です。稲取カーネーションは、生産者さまの知恵、時間と手間の賜物でした。

*¹…気温25℃、湿度50-60%の試験部屋で実施

 

■これからのカーネーションは最高ですよ、というお話。

 6月中旬から7月に掛けて植えたカーネーションの一番花(40cm前後)が、出荷時期を迎えています。カーネーションの生育は17℃前後が適温とのことなので、これから冬にかけて、もっともっと良いカーネーションが見られるそうです。楽しみですね。ちなみに気温が低いと、同じ品種でも”発色の深み”が増すそうです。

いくつかおすすめの品種をご紹介します。

‘バイパーワイン’  刺しがさり気なく入っていてお洒落♡
‘レディーシーン’ 配色が個性的で癖になりそうな可愛さです♡
‘シャララパープル’ ふりふり具合がたまらなく可愛い♡
’オルゴール’ 優しいオルゴールの音色が聞こえてきそうじゃないですか‥?はぁ、、良い色♡

以上、おすすめ品種のご紹介でした。上記含め、他にもいくつか品種ございますので、気になることがあれば先ずはお気軽にご相談ください。

伊豆花人の皆さま、この度は貴重なお時間を頂き誠にありがとうございました。

また、これから稲取カーネーションを手に取っていただく皆さま、ぜひぜひ感想をお聞かせいただけると嬉しいです!

Flore21葛西店・依田

 

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長野県 (株)ナカソネリシアンサス

長野県 千曲市力石 (株)ナカソネリシアンサス

出荷時期:6月下旬~8月中旬

訪問日時:7月9日

今回伺ったのはトルコキキョウの栽培と育種に取り組まれている中曽根健さんの圃場です。あの!「コサージュ」シリーズを作り出した方です。

今回は、フローレ21でも大人気の「コサージュ」シリーズの品種を少しですがご紹介させていただきます(´・・`)

NFとはナカソネフリンジの略称です。

NFローマ

今回見させて頂いた中で一番好きな品種です!う~ん、このピンク?一言では表現できないですがとても心惹かれる色です。ぜひ実物を見て頂きたいです♡

NFマスタード

くすみイエローが渋くて素敵です。

NFハーレクイン

パッと目を引く複色カラー。

NFモカ

茶色系品種は他にもありますが、濃すぎず薄すぎないモカは唯一無二です。

NFアンティークブルー

写真では伝わりずらいですが、ブルーにグレー、ブラウンを足した感じです。

NFバレンシア

濃いオレンジ?朱色?の元気カラーです(*^-^*)

どうでしょうか~。他にも多く品種がありますがどれも代品がきかない色ばかりです。この様な素敵な品種を育種してくれている中曽根さんには感謝です(T_T) 私自身もこんなに可愛いトルコキキョウを見ることが出来て心満たされました!圃場にはまだ名前がついていない品種もあったので、また楽しみが増えました♡

フローレ各店で(株)ナカソネリシアンサスのお取り扱いありますのでなにか気になる品種等ありましたら、お気軽にお問い合わせください!

板橋店 小泉

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愛知県『鈴木良浩』さん

5/28(土)に愛知県渥美半島の『鈴木良浩』さんのもとを訪ねました!

 

鈴木良浩』さんのアジサイといえば…

カルメンネイビーブルー

今年の母の日シーズンも大人気でした☆

 

個人的にはブラックナイト レッドが深みのあるおしゃれな赤とグリーンに

4.5寸の手ごろな大きさがいい感じでオススメでした☺

 

今回、『鈴木良浩』さんのハウスでは

主に秋色アジサイを見せていただきました!

色鮮やかな秋色アジサイがハウス一面に~!!

思わず「わぁ~!」と感動の声が出てしまいました(*´ω`*)

 

鈴木良浩』さんのハウスで見た秋色アジサイを少しだけご紹介します!

ファーストクラシック 

写真は10寸のファーストクラシック。

アンティークカラーなピンク・パープルがとても美しいです…!

花数もたくさんあり、ボリューミー♡

ひとつあるだけでかなり存在感ありです!

 

カルメンパープルクラシック

カルメンパープルの秋色バージョン

こちらも何とも言えない色味!

ファーストクラシックよりも少し大人っぽい雰囲気です。

 

また、数あるハウスの中の一つには新品種も…

来年はどんな鈴木さんのアジサイに出会えるのか今からとても楽しみです♩

鈴木良浩』さん、ありがとうございました!

 

 

✎板橋店 コウモト

 

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北の純情倶楽部 堀田さん(ほりたさん)

6/12(金)に北海道長沼町に所在する北の純情倶楽部堀田さんのもとへ訪問しました。使い手の事をよく考えて作られている堀田さんの思いがとても伝わる訪問になりました。

まずはトケイソウの白。一株植えた物が年月を経てハウス一面に広がったようです。凄い生命力。ちょうど開花の時期で白の花がとても綺麗でした。一本で一気に咲くのでは無く順番に開いていくようです。ので長く楽しめます。

上の写真は全部トケイソウ。

こちらはユウギリソウのパウダーブルーです。茎と葉まで紫の貴重な品種です。今では堀田さん曰く「うちにしかないよ」ということでした。とても良かった~。出会えるといいですね。

トルコ桔梗はまだこれからでしたが楽しみな品種もありました。

ここには無いですが「プッチーノチョコ」に出会えるかもしれません。あのかわいいトルコです。とても楽しみ~♪

スカビオサも色々とありました。程良い大きさで茎の長さも有りしっかりとしていました。切り前が難しいようで「ボンボンシリーズ」のスカビオサは花が咲いてからでないと茎が固まらなくすぐに垂れてしまうそうです。とても勉強になりました。実際に圃場のスカビオサで比べてみると違いがとても良く分かりました。

これ位に咲いていないとフニャフニャなスカビオサになってしまいます。それぞれの花の特性を理解して作られているのはさすがです。

フロックスは各色有りました。こちらは息子さんが手掛けています。今は短いですが時期が来れば40センチ以上の物が出荷できるようになるようです。違った雰囲気になり楽しみです。

エキナセアはこれからです。がっちりとした仕立てでは無く細目だけどしっかりとした堀田さんらしい作りになっています。「この方が絶対かわいいよね」と。色々なお花屋さんの意見を参考にしながら堀田さんの感性が反映されていきます。

ナズナのグリーンドラゴン

今年は終わりですがオオニソガラムの珍しい色もありました。

アキレアの白。ひょんな事から作ることになった品種です。今年はまだまだ少ないですが来年は増量予定。ポンポン咲きがかわいいアキレアです。

クレマチスは魅力的な物がいっぱい。札幌花き園芸さんにはこのままの長さで出荷していました。長さは150センチ!これだけでも充分な想像ができますね。こちらの品種は「プリンスチャールズ」他にも個人的にヨダレがでそうな物がいっぱいいっぱい有りました。

「ルイズ・ロウ」                                              短いつまみで出荷していましたが花は大き目で持ち帰りたかった一品でした。

今回も見ることができたアリアム。とても良かった~

堀田さんのお話しにとても感銘を受ける事が多かった一日でした。とても為になり毎日毎日が勉強だと思った産地訪問になりました。              お忙しい中有難うございました!

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