写真ではオレンジっぽく映りますが、実際はピンク色のピペリカムの
ココカジノ プリッとした実で可愛らしい色目でオススメです。
「ねえ、知ってる?好きな人の誕生花の花びらをポケットに1枚忍ばせて、その人のことを想うとその恋が叶うって。ちなみに私は10月だから、コスモスだよ。」
ある日の学校帰り、自転車に乗りながら、あいつが突然話しかけてきた。
僕らの中学校では、自転車通学の際ヘルメットが義務化されていたから、正直うまく聞こえなかったけど、そんな内容だったと思う。
咄嗟に「そんなの迷信だよ、ばーか」と答えてた。
単なる幼馴染だったあいつを気になりだしたはいつ頃だったのだろう。いつの間にか冬が春になり、夏が終わって鈴虫が鳴き、星がきれいになって冬を感じる。そんな「いつの間にか」だったんだと思う。
翌朝あいつよりも早めに家を出て、通学路の傍らに咲くコスモスの花びらを1枚胸ポケットに忍ばせあいつを想ってみた、そう恋の成就を願って。
その日の朝礼で、あいつが外国に転校したことを知った。「やっぱ、迷信じゃん」
毎年、この時期になるとあいつを思い出す。そして、まだ、花びら一枚胸ポケットに入れたりしている。
「ダブルクリックローズボンボン」
もうすっかり秋ですね。昨日のFMラジオでは「もうクリスマスまで90日を切りました!」ですって。秋、楽しまないと。ということで今回は北海道・月形のコスモス。僕が花びらを忍ばせていたのは八重咲きではありませんが。。。(笑)そんな遠い記憶をストーリー仕立てにして見ました。お求めは葛西店まで。
長友
ハミルトンの交配種。
「アンティークハミルトン」
今年は週に切れてもほんの数本から0本。
でも来年は是非増やして欲しくお願いしている品種です。
今の季節にピッタリなブラウンオレンジ?のとてもいい雰囲気が出ているのです。おまかせで頂いた時一目惚れしてしまった私です。
他にもこの時期にしか入荷しないオリジナルティ溢れる品種を作られています。このダリアはまだ欲しくても出会えたら・・・
唐突だが、僕は、たまに浮気をする。そんな時、決まって思い出すのが、昔読んだ本の一説。
「恋愛のほとんどは、事故のようなもの」
今から20年も前になるだろうか、初めて女性にプレゼントした花束。当時付き合っていた女性の誕生日だった。
「差し上げたい方のお好きな色や、イメージ、差支えなければ年齢などお教えいただけますか?」
意を決して飛び込んだお花屋さん突然質問され、咄嗟にこう答えた。
「そう、温めたミルクに濃い目のコーヒーを入れて飲むのが好きな方です」
色はもとより、かすかに冷めたミルクのような香のするバラ。この時、カフェラテというバラがあるのを初めて知った。
積極的に、昔の手紙を読み返すわけでもないし、携帯の中の膨大な写真の中から探し出すわけでもない。まるで事故のようにこの香りと出会うとき、瞬間的に当時と彼女が思い出される。それは望むと望まざるとにかかわらず。思い出される記憶はどれも美しい。その香りと、記憶の1つ1つの輪郭が形を失うまでそれは続く。妻には知られていない僕の浮気。
でも、もしかしたら妻にもそんな香りの記憶があるのかもしれない。
「カフェラテ」
ようやく涼しくなり、秋を感じる色目の花材も似合うようになりました。武田バラ園さんの「カフェラテ。」私の好きな花材の1つです。かすかに感じる甘い香りをストーリー仕立てにしてみました。お求めは葛西店まで。
株式会社フローレ21
葛西店 長友