芍薬の季節。
色が変わっていく芍薬。
「ラズベリーローズ」
から
から
今はこれ。
出荷期間はごく僅かな期間。
めぐり逢ったら是非お手元に。
今日の出会い花vol.8
品種:ナデシコ『ブレアンサスアール』
産地:長野県/しんせんむら
出会い花シリーズは、これまで結果としてスタンダードな花の素朴な魅力の発見の試みだったように思えますが、本日は些か変わった品種の紹介になるのかもしれません。
この『ブレアンサスアール』は、ナデシコのナデシコらしさと、テマリソウのテマリソウらしさを合わせもった品種のように感じます。
テマリソウのふかふかのミドリの毛玉の中から可愛らしいピンクお花が顔だしています。さりげなくというよりは大胆にですが、骨太で健康的な茎とは対照的にとても可愛らしい手鞠とお花のミドリとピンクのコントラストが可愛らしいです。
天空の城ラピタの庭園に咲いてそうな雰囲気で少し奇妙です。主役を飾るような花材ではないかもしれませんが、単体でも十分に楽しめる魅力を持っていると思ます。わき役として主役を盛り立てることも造作もないでしょう。
是非一度、お試しください。
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ドラセナっていうと、、、
切り花の中で5本の指に入りそうなくらいの村人A感があります。BになってもCになっても気にしない、されない、困らない、というか気づかない、、、
そんなドラセナ達、、
でも彼らにも多様性があるんです!!!!
ドラセナ赤というとフチだけ赤いの想像しますが、このように全体が上品な落ち着いたレッドもあるんです!
いやー良い色してますね!
この夏はハモノで変化をつけましょう!YEAH!
「ドラセナ スーパーレッド 沖縄県 ファーム 紅輪」
と工業製品のように見てしまいがちなドラセナ達、、、
しかし彼らにももちろん色々あるんです!
ゴールデンウィークでも働くことに違和感がなくなって久しい。
それがX‘masだろうが元旦だろうが、ただひたすらに花を束ねる。
それが花屋の使命。
夏でもダウンジャケットは欠かせないし、冬には、北極に住む魚のように内臓に脂肪を蓄える。
それが花屋の使命。
「貴女のタイプは?」と聞かれた時にイメージする通りの男性客が
「家内が誕生で」と照れながらオーダーしてきた時、なんとなく釈然としない。
それが花屋の使命。
「やっぱり貴女にお願いして良かったわ!」
これで何人目だろう?同級生に造るクラッチブーケ。
それが花屋の使命。
近所のおばあちゃんが「初孫の節句に」と、お花を買いに来る。
そのお孫さんが大きくなって買いに来た仏花を造る。
「私に飾るお花はあそこのお花屋さんにしてね」
祖母が最後にそう言っていたので。と聞かされる。
嬉しさと悲しさと…。
これが花屋の生き甲斐。
時節、その時折々のお花、ご用意しております。
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株式会社フローレ21葛西店 長友
アルストメリアは大輪と小輪で全然雰囲気が変わる花の一つだと思います。
大輪のほうが色鮮やかで存在感があり、使用用途が広いでしょうが、
私は小輪の方がええ色を出していると思います!
シックで落ち着いたカラーが多い中でもこのヴォーグはとりわけセンスの良さが光ると思います。
重厚なダルトーンのレッド・グリーンの中にほのかなピンク、、、しかも程よくフリルしてます。
いやーっ!
憎いですねぇー!!!!
しかも名前も
ヴォーグ。VOGUEからとってるんでしょうか?
知ってる方いたら教えて下さい。
「アルストロメリア ヴォーグ 長野県 JA上伊那」
今日の出会い花vol.7
品種:トルコキキョウ『ピッコローサスノー』
産地:高知県 山内悠平
近年ではトルコキキョウといったら八重のフリンジ咲きが主流となっているようです。
それは、まるで80年代アイドルのフリルスカートの様で、とても好きなお花の一つです。
大ぶりで存在感があり優雅さあるボヤージュ系やセレブ系のそれが、トルコキキョウに於けるスタンダードとなっている現在、このピッコローサスノーは物足りないと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかしながら、このピッコロサスノーは、少し小ぶりで品が良く、清楚です。存在感がないわけではなく、しかし前に出すぎない。『まるで和美人さん』そんな印象でしょうか。決して現在のスタンダードに負けない魅力あります。
是非一度、このピッコローサスノーを感じて頂きたいと思います。
まだ、自分自身に花に於けるスタンダードが確立されていない現在、無知の結果、純粋にそのお花に向き合えているのかもしれません。
トルコキキョウに於いて小ぶりは不良ではないし、豪華がベストでもないと思える。
今後もたくさんの花々と出会う中で、できるだけニュートラルな状態で花と向き合い・感じて、その出会い達を紹介させて頂けたらと思わせてくれた本日の出会い花でした。
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