品種名:花うさぎ
産地:大分県 おおいた農協
近所の桜も散り、初夏になりつつある陽ざしをかんじます。
風が心地よくなる季節です。
そんな初夏の風を思わせる『花うさぎ』
ラグラスとは違う趣の軽やかさがあります。
この春印象に残った思い出の一品。
「コブシ」
古木を切った一点物。
入荷した当初の蕾は小さく本当に咲くかな?
枝に流れが有りそれだけでも十分素敵だな、と思っていた頃、
あるお花屋様のお目にとまり無事納品する事に。
2週間程が過ぎ、お伺いしてみると感動が待ってました。
蕾がどんどんと大きくなり見事に咲き始めていたのです。
最初は奥に見える位小さいものでした。
コブシは小さめの花があちらこちらを向いて咲くのが特徴です。
モクレンとの違いです。(モクレンは花が一回り大きく上向きに咲きます。)
今シーズンの出荷は終了ですが、来年が待ち遠しい一品でした。
ちなみに今は大変な位満開になっているそうです。
会社帰りの夜の首都高。ふとラジオから流れてきたショートストーリー。
普段は聞かないAM。でも今夜はなんだか人恋しくて音楽だけのFMから切替えた。
等間隔の街灯に照らされる車のボンネット。
もうどのくらい洗ってないだろう、まるで、サンドペーパーにかけたように、艶を失っている。
「仕事が忙しいから」なんてのは言い訳。
なんとなく、気が乗らない日々が、淡々と過ぎて行く。
まるで、そう、首都高の街灯のように。
もっともあの街灯ほど、僕は誰かの役になんてたってないけど。
ショートストーリーの主人公は、まだ若い、新人女性社員。
あるプロジェクトを任され、今日は社内でのプレゼン。
担当上司にだめだしをされ、相当落ち込む。
そんな時、恋人からの電話。ひとしきり愚痴ったあと、化粧を直してデスクに戻ると一通のメールが。
「No Rain No Rainbow.
今日みたいな日があって、素敵な明日が来るんだよ。
ちなみに今日のてんびん座のラッキカラーはオレンジだって。そんな色の素敵なお花、見つけたよ。元気出してね」
ラジオ越しに聞こえる色。
きっと、聞いている人それぞれに違う色、そして違う形。AM、悪くないじゃん。
「そういえば僕もてんびん座だった。明日から頑張られるよ、ありがとう」
首都高の街灯が、少しニヤけた僕を照らしてる。
今週は花職人Aizuさんのラナンキュラス-モロッコハッドウ-
ほんのりピンクが可愛い桜が満開の今、あえて元気カラーのオレンジ、いかがでしょうか?
そんなモロッコハッドゥのお問い合わせ、またはその他「お花の仕入れ」については葛西店・長友までお願いします。