品種名:モデナクロニクル
産地:千葉県 さぎやまのはな
12月もはじまりました。
クリスマスは、やっぱり赤です。
素敵なガーベラあります。
花弁がパスタ風にうねりが少々あり肉厚です。
明るすぎず、暗すぎず、落ち着いた赤色。
大きさもこれまた、大きすぎず、小さすぎず。
蕾もまじり、ガーベラの咲くゆくさまが楽しめます。
何事もなかったように3度目の冬が来る。
正確に言うと「今年もまた日本で迎える私の誕生日」だ。
あまりの忙しさに取得できなかった夏期休暇を利用して訪れたフィレンツェ。
外国で迎える誕生日。リッチではあるけど独り旅と言うのが悩ましい。
夜、ホテルに戻ってチェックする携帯の写真。
ヴェウキヲ橋、ドゥオーモ広場、サンタクローチェ教会、自撮りする私の後ろに必ず写っている男の子。
「誰?」
翌朝、ホテルのレストランで迎える朝食。
ふと見上げるとクロワッサン越しにあの男の子!
「実は、行きの飛行機から一緒だったんだよ」
「えっ、気持ち悪い!」
第一印象が悪いと言うのはある意味良いことなのかもしれない。後は大抵好印象に変わるから。
帰りの飛行機で隣同士に座る私たち。そして、それが今の彼。
「来年の君の誕生日もフィレンツェで」。
そう言っていたのに今年も日本で迎える誕生日。
3年前にアップした思い出のフィレンツェ。
フレッシュポルチーニのパスタに30「いいね!」。
共和国広場のライトアップに50「いいね!」。
ジョットの鐘楼の音色に40「いいね!」。
懐かしさと羨望に漏れる私のため息・・・
ふと気が付くと、「誕生日おめでとう!」そう書かれたメッセージカードと一緒に届いた彼からのブーケがこちらを見つめていた。
とりあえずハッシュタグを付けてインスタにアップ。
♯彼からのブーケ ♯誕生日プレゼント
シャワー後確認した私のインスタ。ブーケの写真に70「いいね!」過去最高得点。
身近な幸せって意外と気が付かないものなんだね・・・
みなさん今晩は。
身近な幸せに感謝してますか?(笑)
さて、本日の花材はフォセット。大人なアンティークピンクですね。
フォセット含め各種のお問い合わせはこちらまで。
株式会社フローレ21葛西店 長友
Tel:03-5659-8750
大胆な絞りが入った花弁に思わず目を奪われるこちら!
数少ない絞りSPバラの品種の中でも絞りの入り方が名前の通りグラフィカル?で非常にしゃれています!
名前の通りスパークリングワイン飲みながら見つめればいいと思います。
STタイプの絞りだと柄の動きが多きくてアクセントが強すぎるかもしれませんが、
SPタイプなら、花弁が小さく柄が与える印象も程よいのではないでしょうか?
赤色の花の需要が高まる時期に赤色のコーディネイトにピリリと刺激を与えられるバラかと思います!
「SPバラ スパークリンググラフィティ 群馬県 山口鶴千代」
夕方から降りだした雨のせいもあり気温も急に下がってきた。
それに呼応するように店の前の人通りも少なくなってきたことから少し早めの店仕舞いを始めたころだった。
そのお客様は月に1、2度程来店される年配の女性。スーパーの隣にあるこの店では珍しくないが、買い物袋越しにネギや豆腐などが見えなんとなくその日の献立が分ってしまう。
近しい接客を好むお客様もいれば、放っておいてほしいお客様もいる。そしてこのお客様は後者。
いつもあれこれ考えながら好みの花材を選び、ほとんど会話も無く会計を済ませ帰られる。
店仕舞いをしている中、一人の若い男性が来店された。
「Boa-noite ボアノイチ」
片言の日本語を話す彼はブラジルからある女性を探しにやってきたという。その女性は彼の父親の昔の恋人で、彼が犯した罪のせいで別れることになってしまった。もう一度会えるなら直接謝罪したい。
彼女は日本の【Tukishima-月島】という町に住んでいる【Yoko】。ただその彼の父も先月亡くなり目的は果たせなかったが、その気持ちだけでも伝えるべく【TukishimのYoko】という彼の記憶を頼りにやってきたという。その恋人は花が好きだったということからまずここへ訪れ、明日からもひたすら花屋を訪ねるという。
「ブラジル人の恋人を持つ女性か」ブラジルというとリオのカーニバルやイパネマの娘など、太陽やサンバ、ラテンで華やかなイメージだ。そんな女性は思い当たらない。。。
時間にしてみれば10分程度の立ち話だったが、ずいぶん密度の濃い10分だった。
再び店仕舞いを始めた頃、先ほどの年配の女性が戻ってきた。話を聞くと入口の傘立てに傘を忘れてしまったようだ。
特に話すこともなかったけれど、私も興奮していたのか、いつの間にか先ほどの彼との話をしている自分がいた。
ひとしきり話した後、「世の中色々な恋があるのね」特に興味のあるようには見えなかったけど、そう独り言のように言うのが聞こえた。
「そうだ、あそこにあるジニア、もしよかったら全部いただける?」
そして何事もなかったようにスーパーのレジ袋と傘、そして追加されたジニアの巻かれた花束を持って彼女は帰っていった。
今晩は。今日のお花はジニア・クイーンレッドライム。
ご存知の方も居られると思いますが、ジニアはブラジルでは欠かせない花。
スーパーのレジ袋を持った女性。実はYokoさんさったのでしょうか?
花言葉は「遠い友を想う」です。
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株式会社フローレ21葛西店 長友
Tel:03-5659-8750
ふと立ち寄った本屋。
特に探している本があるわけでは無いけれど、自分の住んでいる町に本屋がなくなるのは寂しい。だから、会社が早く終わったときや、雨の日の日曜日など、ほしいものが無くてもここに来る。
そういえば、公衆電話や赤い縦長のポスト、バス停の木製のベンチや横断歩道を渡るときの黄色い旗もいつも間にか無くなっている。
「憎いあいつをやっつける方法」
そんな背表紙に魅かれて手にした薄手の本。背表紙の文字がようやく読み取れる程度の厚さのこの本、両方の分厚い本に挟まれていた。
なんか宝物を見つけたようで少しうれしくなる。
家に帰り、早速開く本。さて、私は誰が憎いのだろう?
目次を開くと、こんな風。
「ご近所編」、「電車編」、「上司編」などなど。世の中、いろいろな憎まれシチュエーションがあるものね。
読み進むと、絶妙なやっつけ方法が書かれている。早く誰かを憎みたくなってくるから不思議。
分刻みでスケージュールされた朝の儀式。
起床、シャワー、朝食、歯磨き、メイク、そして着替え。ここまできっかり45分。近所の地下鉄の駅まで5分の道のりをクリアし、後はしばし立ちながらの瞑想タイム。
相変わらずの満員電車では「無」になるのが一番良い。が、後ろに居ると思われるサラリーマンが背中をぐいぐい押してくる。混んでいるのは分かるけど押しすぎ。
「そうだ、憎いあいつの「電車編」実践だ!。」
ゆっくりと振り返りこう言う「ごめんなさい、私のカバンすぐに網棚に乗せるので。そうすると少し広くなると思います」「いや、こちらこそすみません。。。」
謝らせてやった。
帰宅後、くたくたなった体を湯船で癒す。そしてベランダでの缶ビール、これは止められない。
が、お隣さんのホタル族の煙が全部こちらに流れてくる。自分の家の中は禁煙で、ベランダで繋がるこちらはどうするの?!
「そうだ、憎いあいつの「ご近所編」実践だ!。」
「お父さん、いい加減禁煙したら?換気扇の下で吸ってても、その煙が外に出てご近所さんにも迷惑かけてるんだよ!」
そっと煙草を消して、部屋の中に戻ってゆくお隣さんの物音が聞こえる。。。
さっきのメッセージ、お隣さん宛のものだよ(笑)
明日は、上司編に戦したいな。可愛い小花を買って仕掛ける技らしい。早く明日が来ないかな?
こんにちは。
明日の朝、上司はどんな仕掛けに会うんでしょうか?笑
さて可愛い小花のSPキク、インヤン。こうやって見るとSPキクも可愛いですね。
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