さる2月27日月曜日、フローレ21葛西店にて「show the flore 桜 at 葛西」を開催いたしました。
国産花きの普及と周知を目的にした活動として、2012年より注力し継続してきたshow the floreですが、ひとつには生産者の取り組みや花が育つ背景を知っていただくことを大きな目的としています。
加えてフローレならではの取り組みとして、スタッフ自ら訪れた産地で出会った植物を、美しいフラワーデザインの中に活かし魅せることで、花のもつ魅力と可能性を最大限に伝えていきたい、そのような想いも並存しています。
さて、NYでの開催から一か月を待たずに決定したstf今回のテーマは、開店から半年を過ぎた葛西店の「お披露目」もかねて、「ひと足早いお花見」と題し企画いたしました。
いつもご利用いただいている皆様へ、ささやかなおもてなしとともに、各地から届いた桜をはじめ、国産の愛らしい春の花たちを、show the floreならではの魅せ方でご紹介させていただきました。こちらが当日の様子です。
店内には春をあける啓翁桜、河津桜、色白な乙桜、紅色のおかめ桜、雅桜、といった満開の桜が華やぎ、
オランダから届いた花器には、日本各地から届いた春の花たちが、お行儀よくお客様をお出迎え^^
花器(上下)はFIDRIO コレクション:THUNDER PINK
一角には大きなモニターを設置し、NYで開催したshow the floreの様子をご覧いただきました。
また、店外に並べられたヨーロッパ直輸入のガラスベースは、展示販売のほか、デザイナー岡の手がけた、愛らしく軽やかな春のディスプレイでも使用し、フラワーデザインに活かす作例としてご紹介いたしました。
2012年より継続発行してきた、フローレ21の植物図譜「東京植物図譜」からは今回つかった花の産地と生産者のご紹介も。
なお、この東京植物図譜の発行は今期で終了となりますが、今後はまた新たな取り組みでご案内ご紹介できるよう、様々に企画してまいります。ぜひご期待ください。(バックナンバーの購入もできます。各店でお声がけください。)
ほかにも当日届いたばかりの蘭たちが、こっちも見てと言わんばかり!
個性的なこの容姿、それぞれが唯一無二の存在感を放ちます。
時間が経つにつれ、桜はもとよりお客様からも笑顔の花がひらきます。
さて、皆さまどんな印象をお持ちになったでしょう? ぜひスタッフにお聞かせくださいね^_^
スタッフからも笑顔。
このようなイベント企画に際しましては、きまって「本当に人は来てくれるのだろうか・・・」という不安が後を絶たないのですが、それでもこうして機会をつくることで、ひとりでも多くの方に、生産者の取り組みや四季折々の花の魅力、そしてデザインによって引き出される花の可能性をお伝えできるなら嬉しい限りです。
年をあけて早々に、2回の開催を終えたshow the flore。次回開催はまだ未定ですが、その折にはまた、このページにてご案内させていただきます。
あらためて、当日ご来場いただいた皆様、このたびは月末のお忙しい中、「show the flore 桜 at 葛西」にご来場いただき、誠にありがとうございました。
今後とも、フローレ21葛西店ならびに、フローレ21をどうぞよろしくお願いいたします。