千葉県は旭市の産地を2件ハシゴして来ましたのでご紹介致します!
ナカニヤ園芸
秋一番のダリアはココ!と言っても過言ではないナカニヤ園芸さんです。
今年も約3週間前から出荷がスタートしています。
試作品も含めておよそ30~40種類のダリアを作っておられます。
とてもきれいなハウスが花への愛情を物語っています。
およそ1000坪がダリアの栽培面積です。
「かまくら」
ナカニヤ園芸さんを代表する品種です。
清潔さを感じさせる白色が特徴的でした。
「ジェシリタバイカラー」
こちらはナカニヤ園芸さんのオリジナル品種です。
中心は濃い赤、花弁の先は白のバイカラーです。バイカラーならではの色のコントラストが立体感を生み存在感十分です。
「かまくら小サイズ」
現在試作中のかまくら小サイズです。拳より少し小さいサイズで使用用途がたくさんありそうです。
「花嫁のヘッドドレスやブーケにちょうどいいサイズでは」と、生産の先の「花がどう使われるか」も意識されている椎名さんです。
また、ナカニヤ園芸さんではダリアだけでは無くトルコキキョウも栽培されています。
小さめサイズで花弁の枚数もトルコキキョウの中では少なめかもしれませんが、その分蒸れにくく花持ちが良い品種です。
可愛い黄色と花持ちの良さが家庭用として受け、近所の直売所では1番人気の品種です。
花まみれでカラフルな出荷場です。
毎日こんなにたくさんの色や花に囲まれて働けるのがうらやましい限りです。
優しい笑顔のスタッフが温かく歓迎して下さいました。
鈴木園芸
続きまして同じく旭市のデルフィニウム生産者の鈴木さんの圃場にもお邪魔してきました。
およそ1500坪の栽培面積をお持ちで、これから6月頃まで出荷が続きます。
デルフィニウムは高温管理が必要な花なので、寒くなってくるこれからはハウスに暖房を使い15℃以上を保ちます。
しかし、鈴木さんの部屋の温度はこれから10℃以下になってくるそうです、、、
花への愛を感じます!!!
ハウスの屋根は二層式で寒さに備えられています。
「冬はハウスのがあったけえからハウスで寝たい」とは鈴木さんのお言葉です。
「トリック」
まだ蕾でしたがこれから黄色と紫色が優しく調和した美しい花を咲かせていきます。
日々花の色が変化していく不思議な品種で、それが”トリック”という名の由来です。
鈴木さんがデルフィニウムを始めてから10年来ずっと続けている品種です!
「プラチナブルー」
青色の花と言えばやはりデルフィニウムです。
この淡い青色は清涼感たっぷりで見ているだけで爽やかな気分になれますね!
花弁の先の紫色の斑もとてもキュート!と思っていたら、実は水色の花弁に見える部分はがく辺が発達したものなのです!
花本体は中心でひっそりと咲いています。
空いたスペースで作っているグロリオサをプレゼントして下さいました。
とても気さくな方で冗談を上手く交えながら、楽しく花作りについて語ってくださいました。
今回はそれぞれの圃場での滞在時間が短いスケジュールでしたが、それぞれ生産者様の人柄や花がとても良いものだったので、有意義な時間が過ごせました。
ナカニヤ園芸の皆さま、鈴木園芸のみなさま、お世話になりました。
そしてこれからも頼りにしています!!!
江戸川営業部 清水武尊(しみずたける)