リンドウ”ハイジ”

秋田県/秋田おばこ

暑い日が続きますね。

そんな時、

お花だけでも秋を先取りし、涼しさを感じてみては、

秋を感じさせる花の代表、リンドウもピンク系が増えてきました。

《ハイジ》赤紫色のリンドウ

なんともしなやかな感じで優美なたたずまいですね。

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オータムサプライズ -Weekend Flower-

羽田から12時間。飛行機を降り入国ゲートへ。ほどなくして乾燥した空気と埃っぽさが混ざった香りに包まれる。懐かしい。

10年ぶりのシャルルドゴール空港。初めてこの国に訪れた20年前のパリはまだ禁煙なんて文化は微塵もなく、この乾いた香りに両切りのタバコの煙りやパフュームの色彩も加わり、色気のある大人の匂いに包まれていた。それがいつの間にか衣服や髪の毛に染み付いてゆく。なんとなくフランス入国の簡単な儀式に思えた。

心地よい疲れのなか、パリ公営のロワシーバスで市の中心オペラに向かう。タクシーは楽だけど単なる移動手段でつまらない。隣の恋人同士の会話に耳を澄ます。そうそう、謝ることを良しとしないフランス人が自己正当化するときによく使う言い回し。当事者で無い私には少し微笑ましい。

オペラからメトロを乗り継ぎ、9番線の終点「セーブル橋駅」1つ手前「ビアンクール駅」を目指す。今回の旅の目的である祖母の住む町へ。

昭和初期生まれの祖母、今でもデニムと白いシャツが似合う。「デニムはフランスのニーム地方が発祥なのよ」祖母から教わったことの1つ。今では珍しくもないが、昭和初期では大学出の女子は少なく卒業後外務省に入省し、3つ目の赴任国であるフランスで私の母を出産した。詳しい話は聞かされてないが母が日本の小学校に入学するタイミングで2人で帰国した。これも今では珍しくもないが、シングルマザーである。その後、母の結婚を機に祖母は独りフランスに戻っていく。

大学の卒業旅行で訪れた初めてのパリ。そこで祖母と久しぶりの再会を果たしワイングラスを傾けながら女子トークに花を咲かせた。母とは違った女性感を持つ祖母とのこの時の話は、後の私に大きな影響を与えた。その時の1つがこれ

「恋愛は感性、結婚は知性よ」。

今秋、私は結婚する。私より3つ年上だけど、収入や休日の数は私のほうが上。彼が私より勝っているのは、残業時間と私の褒めるところを言える数、そして抱えている夢の大きさ。お世辞にも順風満帆な結婚スタートとは言えない。

「恋愛は【自分みがきの時間】、たくさんの人と出会い、学び、笑い、泣いて、そして美しくなりなさい。その糧を経て、将来を見据えた【知性の目で】男性を選びなさい。それが結婚」

20年前の女子トークが鮮明に思い出される。今回の目的はこの事実を告げるための私なりの儀式。味方のいないこの結婚に、せめて祖母には理解してほしかったから。

小さいけれど、丁寧に手入れされた庭を望むテラスで祖母と二人きりの時間が流れる。庭に咲く祖母の好きなヒペリカムが初夏のパリの光を受けて美しい。

あの時と同じようにワイングラスを傾けながら、2人の空白の時間を埋めるための形式的な会話の後、本題に切り出す。

途中、何度か小さく頷きながら、ひとしきり私の話を聞いたあと、祖母はこう始めた。「結婚おめでとう。貴女もあたなと母と同じ道を歩むのかと思っていたわ。とても素敵な男性だと聞いているわよ。これは私からの気持ち」そういうと、祖母はダイニングテーブルの引き出しを開け、小さな小箱を取り出した。包みを開けると中は空っぽだった。ふとそこに祖母が昔から付けている大粒の指輪を外し中央に添えた。

あの子には必要なかったけど、貴女にはこれが必要になるかもね。

祖母のあの時の言葉を正しく理解していなかったのは私だった。結婚とは、「好き」よりも「経済性」を優先することだと誤解していた。母は父と結婚し裕福だったけど、母が笑う姿はあまり見たことがなかった。

「結婚は、長く続く2人きりの旅。楽しく美しいだけじゃなく、辛いことも悲しいことも共有し2人きりで乗り越えてゆかなければならない。そういった、難しくはないけれど、お互いが認め合い、信用し、無償で愛することができる伴侶を見つけなさい」これが祖母の本意だった。

ほどなくして玄関のチャイムが鳴った。「帰ってきたわ、彼を紹介するわね。」フランスではそんな結婚のあり方があるんだと、また1つ祖母から学んだ。

 

「信州みゆきさんの「オータムサプライズ」」

最近、あちこちで見かけるようになった斑入りのヒペリカム。小粒なピンクやオフホワイトの実も涼しげですね。まだ若干お高い(笑)ですが、ぜひご利用くださいませ。

そんなヒペリカムの花言葉は「悲しみは続かない」と「きらめき」だそうです。歳の離れた女性2人が、きらめいてゆく姿をイメージしショートストーリーに。少し長くなってしまいました。。。

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石化ケイトウ 染ブルー

生産者 茨城県  山中 智

本日、初めて見ました。コバルトブルーに染まった石化ケイトウです。

ケイトウも染めるとこんなポップな感じになるのですね!!

じっと見ていると、光るコケが花の頭についているかのようです。

いつかは、ケイトウ レインボーを見てみたくなりましたよ!

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ブラックナイト

濃い赤色の花弁がダリアの黒蝶をおもわせるクラシックマムのブラックナイト

夏の気温の高い時でも洋菊なので持ちそうですね。

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ガーベラ《ファイヤークラッカー》《ストライカー》

静岡県 松下和成

本日、関東地区が梅雨明け宣言されました。

もう夏品番!!

夏といえば色々とイメージが浮かびますが、花火も夏の代名詞ですね。

この間、お客様より花火のイメージのアレンジ用の花の依頼を受け

スパイダー咲きガーベラをご案内しました。

ファイヤーストライカー

ストライカー

夏にガーベラの印象は弱いですが、こんな楽しみ方もありますね!

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ダリア ウイズリラ

品種名:ウイズリラ

産地:山形県 JA鶴岡市

暑さが続く毎日です。

うだる暑さの中で素敵なダリアがありました。

まだ名前が不確からしいのですが、とりあえず『ウイズリラ』で

出荷しているようです。

スッとした佇まいと色合いが暑さを和らいでくれる。

涼しげなダリア。

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惑星みたいなエリンジューム スーパーブルー

不思議な形のエリンジュームの入荷。

昔よく思い描いた宇宙の惑星。

真ん丸でプリプリとなんとも不思議な形をしています。

一輪はとても大きく心惹かれるイチオシな一品でした。

入荷はオランダからとこちらもまた出会えたら・・・

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アセビ

 

とても細かい葉のアセビが入って来ました。関西方面の市場から入荷しています。

丈は約60㎝程の物ですがボリュームもあり、使い易さはバツグンです。

新芽の葉もすっかり硬くなってきていて、鮮やかなライトグリーンは色々な場面

で映えることでしょう。

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レモンイエロー

 

 

 

 

 

 

 

 

真っ黄色で花弁の太いグロリオサ レモンイエロー

真夏の陽気の中でみると元気になりそうなレモンカラーです。

花は小さくなく無く茎のしっかりしていておすすめです。

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マキシマとセルリア WeekendFlowr

最近、気になるBarがある。

それは週に一度、塾の講師として立ち寄る雑居ビルの地下。よく考えてみると、特に「Bar」と書かれているわけでは無く、ごく普通の木製の扉に屋号と思しき表記があるだけ。

だごくたまに、その木製の扉のそばに、ウイスキーやビールの空き瓶が並んでおり、勝手に「Bar」だと思い込んでいる。気になっているはその屋号で、白樺の板に彫刻刀でこう彫られている。

「扉の向こう」。この扉の向こうに何があるのだろう。

お酒は嫌いではない。ただ、なんとなくタイミングが合わないのと、自分が酔った姿を、生徒なりそのご父兄にみられるのがなんとなく良くない気がして、足が遠のく。

「こんにちは」

塾の帰りにほぼ立ち寄るお店がある。こじんまりした花屋で、手作りのシンプルな焼き菓子も置いてある。

この店に足繫く通うようになった理由はここのオーナーである女性の手を見てから。ここのオーナーは飾り気がない。でも、どこか美しく、引き込まれる可愛さもある。最近では高校生でもネイルサロンに行くというのに。

美しくするのと美しいは違うと思う。

いつものように、彼女の勧めをアレンジしていただく。

「今日はこんな感じで。旬のアンスリュームとクルクマ。ラムズイヤーとベビーハンズ、そしてセルリア。いかがですか?」

特に花に詳しいわけではではないけど、アンスリュームは熱帯の花というイメージ。

でも今日のこれは熱帯の花というイメージは薄い。むしろ、なぜか少しキュンとして、何かに照れた。照れた勢いで彼女を誘う。あの気になっているBarへ。

道すがら彼女は浮かない顔をしている。誘うのが早すぎたのか、それともそもそも誘うべきではなかったのか。

「来週からは塾からの帰り道を変え、部屋の花瓶も片付けないと」。そんなことも少し考えた。

ビルの地下に到着した。でも、あるはずのBar「扉の向こう」がない。扉すらない。ただ薄汚れた壁のみがあるだけだ。

隣で彼女はこう言う。このビルには何件かお客様がいてたまに配達に来る。だから地下にそんな店が無いことを知ってる。そんな場所になぜ私を誘うのだろうか?それが、彼女が見せた浮かない顔の理由だったらしい。

そしてこう続ける。場所はどうであれ、てっきり、セルリアの名前を知って誘ってくれたと思ったと。

セルリア「ブラッシングブライド・頬を染めた花嫁。」

結果的に、僕たちは1つの扉を開けた。そして、その向こうに何があるのか、一緒に探してみようと二人で決めた。

 

「大佐和さんのアンスリュームフェア」

昨日開催させて頂きましたアンスフェア、おかげさまで大好評でした!

今回、業界初?の1本売り始めましたが、いかがでしたでしょうか?

今後も盛りだくさんの企画後手インさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

そんなアンスをきっかけに始まる花材の共演をショートストーリーに。

 

なお、アンスのアレンジは、Flore21のデザイナー岡寛之です。

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