今年の桜は美しい

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明日の日曜日は絶好の墓参日和になりそうです。野菜の高値と同じように彼岸の花
の相場も心配されましたが、この2週間の天候が花の高騰をぎりぎり救ってくれました。お墓参りの花も例年並みに作れそうです。

東京では19日に桜の開花予想がでました。お墓参りと花見が一緒にできそうです。更に、今年の桜は間違いなく例年よりきれいに咲きます。

3月3日のお雛祭りには雛人形と共に桃の花を飾ります。今年の桃の花は私の記憶の中でも最もきれいな花でした。そればかりでなくピンク色の花も例年より深く濃い色でした。例年ですと綺麗に咲ききらず、桃の花が黒く変色するのが常ですが、今年はかなりの期間美しく咲いていました。

これは1月2月の記録的な寒さと深くかかわっています。温暖な八丈島などでは厳しい冬の寒さに桜をさらさせないと、開花を迎えても最後まで咲ききることが出来ない現象が起こります。

東京でも温暖な冬には開花はなかなか進まず、ついには満開になる前に葉桜になり、咲いた花も散ってしまい、満開しない桜が出てくることがしばしばです。桜や桃が美しく開花するには冬の厳しい寒さが絶対条件であることが分かります。また冬の厳しい寒さが春の開花時期を遅くするのではなく、開花を促進することもわかります。

桜は秋に花芽を成長させます、その後休眠するのですが、寒ければ寒いだけ目覚めが早まります。今年のような寒さが続くと桜の花は凍らせないために自分で糖分を蕾に送り込み「凝固点降下」という熱学の原理でピンチを逃れます。こうして寒さに耐え蕾の生長を即します。この過程が美しく色づく桜を作り咲かせるもとになるのです。

今年は例年にも増して美しい桜が見られそうです。3度4度と「三春の滝桜」を見にいきました。その時は3分咲き6分咲き8分咲き。まだ満開の「滝桜」には中々出会えません。

今年は「三春の滝桜」もきっと美しい姿を見せてくれることでしょう。8分咲きの「滝桜」に出会ったときでさえ、奮えるくらいの感動でした。
1000年の時を超え咲き続ける巨大な桜が覆いかぶさると同時に自分の小ささも教えてくれる。

今年は4月7日咲き始め、4月14日満開との予想です。例年より美しい満開の「滝桜」に会うことが出来たなら、また違う想いと勇気を与えてくれるように思う。