フローレのいちばん大切なものは

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2010 年3月05日号 No49

「会社は誰の為に存在するのか?」 いくつかの存在する理由がある。

一つは大切な顧客と未来の顧客、お客さんの為に存在する。 二つ目は社会を構成する一員として存在するのであるから、仕事を通し社会的 役割を担い、社会に対しなにが出来るかを考え続ける。 三つ目はそもそも会社とは株主が資本を出資し設立出来ているのだから株主に 配当を出し、さらに利益を出すことが必要である。 四つ目は社員やその家族、パートや付随的仕事を共に行なっているパートナー、 これらの人達も会社にとって大切な存在です。

私はフローレにとって4つの存在する理由に序列をつけることを提案した。そして、それを取締役全員で討議した。 ある役員はお客さんがいなければフローレそのものが成り立たない訳だから 「第一番はお客さんでしょう」ある役員は「社会の中で存在していると言う事は その社会的役割を果たすことが一番でしょう」 ある役員は「そもそもそんなものに序列をつけることがおかしい、どれも大切で序列などつけられない」

一時間もの長い間討議をしましたが結論がでませんでした。私自身もその場では順序などつけられない。でも序列をつけたい。それは自分がさまざまな問題に確信のもてる判断をするのに必要だと思ったからです。 結論を得ないまま取締役会が終わり、私の原案を3月までに整えて社内で説明 する事とした。

取締役会が終わり私は何時間も考え続けました。どうしても4つに順番をつけたい。フローレが一番大事にしなければいけないものが4つの中にあるはずだと。 三日目に私なりの結論が出ました。私は昨年、全国仲卸の社団法人設立のパーティーの最後の挨拶でこう言いました。

「花は人を幸せに出来る、花を買った人や花を贈られた人が幸せになるためには、花を作っている人や花を売っている人が幸せにならなければなりません・・・」

私はフローレの社員やその家族が幸せにならなくては、とてもお客さんにも満足な対応などできるわけがない。フローレとして社員やその家族の幸せを一番に考える事が全てに通じるのではないかと考えました。

考える事は出来てもこれからが大変です。フローレは上場することはすでに諦めました。そんなに沢山の利益を出す事を求めなくてもいい。社員やその家族 が今より少しずつ幸せになれるだけの利益をだし、少しでも幸せを享受した社員は、その幸せをもらった多くのお客様に日々感謝し仕事をする。

自分達が働く会社が一番と思ってもらえる。自分が所属する組織を愛し感動する社員、この社員が真に心を込めた接客やサービスと感動をお客様に伝える事が出来る。 そんなフローレを早く実現したいと思っています、私の自己革新努力にかかっています。